お客様への細やかな対応が差別化のポイント
——そこまで入れ込んでいらっしゃるということですね。
私も家庭がありますから、やはり特に主軸事業のIZUMO-PBXの将来性についてはよく考えましたね。
サブスク型のプロダクトというのは、サービスや色々な観点から見てもリピート率がすごく高いのです。電気やガス、水道もそうですよね。
クラウドPBXは大手の様々なキャリアがリリースしていますが、フィールトラストのIZUMO-PBXは大手に比べて金額を抑えつつ、お客様一社一社に対してとても柔軟に対応することができているのです。
——大手と差別化できている強みは何でしょうか。
エンジニアの能力の高さもありますが、お客様への細やかな対応が一番の強みですね。
IZUMO-PBXは商品自体に独自のカスタマイズ性があり、一社一社に対して専用のプライベートクラウドを構築するので、他社クラウドの干渉を受けないのです。プライベートクラウドですとお客様の要望を反映しやすく、ご要望を伺いながら一緒に作り上げていくことができます。その企業様に合った独自性を構築できるのが、長くご契約いただけている要因の一つだと思います。
またお問い合わせの対応に関しては、大手は完全に土日祝日・営業時間外はほぼ対応しません。我々も土日祝日は休みですが、お客様とチャットグループを組み、休日でも常にキャッチアップする体制を整えて、休み明けの朝一からすぐお客様対応ができるようにしています。
——守りと攻め双方の体制が整っているのですね。そのなかで、苦労されている点をお聞きしたいです。
現在、おかげさまでインバウンドでのご契約が日々増えており、かつ解約率が低いためリソースが限界を迎えて来ていると感じています。そのリソースを外注するか、インハウスで構築するのかという設計も面白いところではあるのですが。現状では営業よりはプロダクトマネジメントできる人材と案件をこなせる若手のエンジニアが必要だと日々感じているところです。