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    メンバーインタビュー
    デジタルと アナログの両輪で
    歯科技工業界における 唯一無二の存在に
    吉田 泰之 Yasuyuki Yoshida
    デンスマイル所長 / 歯科技工士
    デジタルラボ「デンスマイル」の所長を務める傍ら、アナログラボの運営・
    専門学校の講師と三足の草鞋で多忙な日々を過ごされている吉田さん。
    歯科技工業界のDX化を牽引する「デンスマイル」の
    これからについて伺いました。
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    自分の成長がダイレクトに形に現れるところが魅力
    ——入社するまでのキャリアを教えてください。 専門学校卒業後に歯科技工士として働き始め、歯科医院などに勤めていました。2020年に独立しまして、枚方市にアナログラボを開業しました。
    2021年からは新大阪歯科技工士専門学校の非常勤講師をさせて頂くことになり、私の恩師である伊東先生(現デンスマイル所属の伊東香織さん)と同じ学年の生徒を担当することになりました。現在も週1回、学校で教えています。
    ——入社のきっかけは何だったのでしょうか。 野田社長が私同様伊東先生の教え子で、私の2年先輩だったのです。伊東先生から「歯科技工のデジタル化を進めているベンチャー企業の経営者の方がいる」と野田社長のお話を伺い、ご紹介いただきました。
    今も社長とよく話すのですが、会った瞬間に「ああ、この人は仕事できるだろうな」って、お互い思ったみたいで(笑)。初めて会うのでどんな人か、どんなことをしていく会社なのかよく分からなかったのですが、最初から和やかに談笑する感じでしたね。
    ——それはなかなかないご縁ですね! 野田社長はお父様が歯科技工士をされていたということですが、吉田さんはなぜ歯科技工士を目指されたのですか。 私は父親が理容師をしていた影響で、子供の頃から手に職をつけたいと考えていました。高校の頃に将来を考え色々な職業を調べている際に歯科技工を知り、興味を持ったのがきっかけです。
    歯科技工は上達が形に現れるところが魅力です。自分の成長が、ダイレクトにモノと患者さんとドクターの声で頂けるというところが、すごくやりがいにつながっていますね。
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    歯科技工業界のイメージを刷新する最新設備のラボ
    ——苦労されていることはありますか。 歯科技工というのは工程が多く本当に時間のかかる作業なのです。手間暇はかかりますが納期はあるので、終わらなければ朝までかかって作業したりということも。そのため長時間労働・低賃金というあまり良くないイメージがあるのです。
    アナログ技工は、歯医者で歯形を取って石膏を流し込み、模型を作ってからいくつもの工程があります。例えば入れ歯ですと、噛み合わせを測るためのロウ義歯を作り、それをまた樹脂に置き換えて…と、何度も患者さんに確認してもらいながら進めて一ヶ月近くかかります。
    ——それは患者さん・歯科医・歯科技工士ともに大変な時間と労力ですね。 そうなのです。それをデジタル技工で行うと、噛み合わせを取るまでは同じ工程ですが、あとはパソコンの画面上にパッと歯が並んでくれて、少し修正するだけで最終のものが一気にできるというシンプルな工程で済みます。大幅な時間の短縮になり、また石膏がいらないので作業環境も汚れません。
    また、アナログ技工では自分から歯科医に営業をかけてお仕事をいただくというのが当たり前だったのですが、デンスマイルでデジタル技工を行うようになってからは、ドクターに「このケースをやってみて欲しい」とオファーされるようになりました。
    ——ドクターにもデジタル技工のメリットをご実感いただけているのですね。デンスマイルに入社されて良かったと思われたことは他にもありますか。 最新のデジタル機器に触れられるのは大きな魅力です。デンスマイルには日本に13台しかない削り出しの機械があるのですが、他にも大手でないと扱えないような機器が揃っています。機械があったとしても誰もが触れるというものでもないので、それが自由に扱えて、普段得られない知識が得られる環境は本当にありがたいなと思います。
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    デジタルとアナログの両輪で唯一無二を目指す
    ——吉田さんは入れ歯の技術が高い方だと伺っています。そういった特筆すべき技術をデンスマイルでどのように活かせると考えていらっしゃいますか。 元々は差し歯を専門にしていたのですが、これからの高齢化社会を考えたら入れ歯だと思い、技術を身に付けて自身のアナログラボを開業しました。
    いまデジログという言葉があるのですが、私は元々アナログを専門でやってきたので、デジタルで手の届かない部分をアナログで補うことができると自負しています。アナログを経験していないと分からないような感性でデジタルを触れるので。実際に触って見るのとパソコンの画面を通して見るのでは、やはり違いが出ると思うんですよね。
    ——かなり最先端の技術をもったラボということで、これから入社される方も増えると思いますが。 今後枚方にある私のアナログラボをこちらに移転する計画があり、そうするとアナログとデジタルの技術に両方触れられるようになるので、歯科技工の技術を高める上でかなり魅力的だと思います。
    私がデジタルに移行するときは本当に大変でした。ずっとアナログでやってきて、まったくパソコンを触ってこなかったので。訳のわからないエラーが起きたりして…そのストレスは非常に大きいものがありました。
    そういった意味で、若いうちからアナログとデジタルの両方に触れていくと見える景色が違うのではないかと思います。アナログを蔑ろにすると、どうしてもデジタルに活かされてこない部分もあるので、アナログとデジタルを融合させていくのが大事だと思います。
    ——今後の目標をお聞かせください。 現状、ソフトがなかったり設計ができなかったりと、フルデジタルでの対応はまだ難しいんですよね。例えば部分入歯がそうなのですが、削り出しでは出来るのですがフルデジタルでは難しい。そのため、今はできないことはアナログでオーダーメイドで鋳造して金属で仕上げ、デジタルで作った樹脂の材料を合わせるなどして作っています。
    いつか全ての工程をフルデジタルでできるようになったらいいなと思っています。デジタルとアナログの融合で唯一無二を目指し、対応できない症例をなくしていきたいです。
    MEMBER INTERVIEW
    多くの企業様に サービスをご提供し
    世の中のDX化を 加速させたい
    南 稔人
    執行役員 / セールスディレクター
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